移住も4年(その2にして最終回)

八戸暮らし

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弟と一緒に

自分の生まれた土地には、思い出がある。人生のほとんどをその場所で過ごしたから、友達との通学路も、弟が生まれたときのことも、夫と一緒に暮らし始めたことも、全部その土地での記憶。でもその割に、私はその土地について何一つ知ろうとしていなかったこともわかってきた。

移住してから変化があったおおきな理由のひとつは、リアル職場でのイベントや企画で、たくさんの作家の方たちと関わったことかなぁとおもう。作家の方とほぼ直接やりとりをするということで、しっかりとした関わりをもてたということもあった。それは時に、かなりの緊張感を伴うものだけれど。
リアル職場で開催した、開館オープニングイベントでの「土地」について考えるイベント。ちらしに書いた「自分が住む土地について考えたことがありますか。」という言葉は、自分で書いたくせに、今思えば自分自身へ向けられた言葉だった。いや、ほんとうに、考えてこなかった。生まれて暮らした場所で、市長が誰だろうが、市でどんな取り組みをしていようが、興味ない/知ろうとしない。こんなことを書くのは恥をさらしているような感じだけど、実際そうだった。
イベントで語られた作家の方たちの言葉、歴史にいての興味や、土地の言葉についての考察・・・。それらを直に聞くことで、パッと変化したわけではないけれど、何かがそこから、かすかに変わった気がする。自分が今暮らしている土地について考えることは、自分自身のことを考えることでもある。

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もうひとつは、いわずもがな、職場が市営ということだろう。ずっと民間で働いてきた私にとって、セオリー含めてあまりに新鮮なことばかり。細かいことは置いても、良くも悪くも、住んでいる土地でいきることについて、考えざるをえない。市の施策や取り組みは、自分の生活に直結しているということも、ひどく痛感している。

あ、大事なことを忘れていた。夫と出会ったことも大事なできごとだった。夫は「知る」ということが大好きな人なので、色々なことに興味をもっているし、実際詳しい。興味がひとつのことにとどまらないところもすごい。どんどん派生していく感じ。夫と一緒にいて救われるのは、私が(他の人からすると)「簡単」なことを聞いても、バカにせず教えてくれるところ。笑わないところ。一見普通のことに見えて、これはすごく大事なことで、「そんなことも知らないの」という態度ほど、簡単に人の心を踏みにじるものはないのだ(と、私は思っている)。なので、今とても安心して、わからないことをそのままにしないようにできている。

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コロナになってからは特に政治の動向を、胃が痛くなるような感じで見つめている感じ。東京都知事選も非常に気になっているし、緊張して見守っている。地方にいると、東京は一見遠い場所だけど、地方である以上、(観光や発展などの観点からも)東京をはじめとした都市部の動向は見て見ぬ振りができないということも、この土地に暮らして感じたことのひとつ。コロナで痛感したよ・・・こちらで発症者がいなくても、東京の状況がよくならないかぎり、何も変わらない。

政治については、ずっと関わることがないし関わってもなにも変わらないと思って生きてきたけど、関わらないと変わらないことを身を持って知ったから、これからは関わる。負けない。(なにに?)

こちらからは以上です!

なんだか、ずいぶん、とりとめのないマジメな話になってしまったうえにオチがない・・。汗 でも、ちょうご6月末に移住して4年を迎えるということもあって、なんだか書きたくなり書きました。

今は、ちょっと引っ越したい(not 移住したい)気持ちがむくむくと。どこかよい空き家ありましたら募集中です。


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